ピュアアロマ協会とは

香りの世界は時代と共に多様な進歩を遂げてきました。

現代では、香水や化粧品、日用品、生活雑貨、芳香剤、そして天然香料から生まれるアロマセラピーの世界へとその裾野を広げています。

近年、生活に潤おいを求めるニーズが高まり、精油や芳香機器、生活用品への需要増加となって現れています。特に、「安全」「安心」に対する関心が高く、この傾向がアロマセラピーへの期待となっております。

しかしこの様な香りの広がりを支える天然香料は、生産量に比べて消費量が多く、この現象から「偽和(ぎわ)」が指摘されております。さらに、発展途上国をはじめ国際的な需要の増大が需給ギャップをさらに広げ、今後純粋な精油の取得が困難になることも考えられます。

私共では、香りへの期待に応えるために市販の精油を購入するだけではなく、入手が簡単な乾燥ハーブや生花、野菜・果物(100%天然原料)を使い、利用者自ら製造・利用する方法を開発しています。さらに、精油だけではなく従来製造過程で廃棄されて来た芳香蒸留水(アロマウォーター)の使用を積極的にすすめ、100%純粋な芳香成分を取得するための最適な基準を「安全基準(ガイドライン)」として定めるなど、ピュアな香料と資源の大切さを啓蒙・普及する目的で協会を設立しました。

当協会では、広がり続ける「香り」を通じて社会への貢献を果たすために、純粋で安全な原料を使用した環境に優しいアロマセラピーを生活に活かす活動に積極的に取り組みます。